結婚初夜のデスループ～脳筋令嬢は何度死んでもめげません～ (Mノベルスｆ) - 中年東子のRなブックレビュー《ライトノベル（少女小説）》

	タイトル	結婚初夜のデスループ～脳筋令嬢は何度死んでもめげません～
	著　者	焦田シューマイ
	イラスト	一花夜
	形　態	文庫
	レーベル	Mノベルスｆ
	出版社	双葉社

脳筋令嬢は、ひた走る。

傭兵を先祖とする地方の弱小貴族であるバルト家の末子カトレア・バルトは、玲瓏な美貌を持つ若き侯爵クリュセルド・ヴラージュ侯爵との初夜で黒い人影により殺されてしまう。

そして、気が付けば、初夜直前の場面に引き戻されていた。

繰り返される死にめげることなく原因究明にひた走る脳筋ヒロインがひた走る「結婚初夜のデスループ～脳筋令嬢は何度死んでもめげません～」。

それでは、レビュー開始。

何故花嫁は殺されたのか？

結婚の打診が来たのは1か月前。
正式に結婚が決まったのが式の3週間前。
結婚相手は、地方の弱小貴族の相手とは不釣り合いな高位貴族である公爵。

結婚式当日に初めて顔を合わせた公爵は、まともに目を合わせずに眉間に皺を寄せた険しい表情。

先行き不安な気配が漂う結婚式後のパーティーで、カトレアはクリュセルドが自分達の結婚について、酷い暴言を吐くのを聞いてしまう。

唐突に決まった結婚式の謎。
そして、イケメンにときめいていたヒロインの心に走った完全な亀裂。

あー、切ないすれ違いものですかね？

その予想は、ヒロインが殺されることで外れます。

犯人の姿を見ることもなく唐突に殺されてしまってヒロインは、謎をどのように解いていくのか？

傭兵を先祖に持つバルト家は、脳筋ファミリー。
筋肉むきむきの3人の兄。山賊のような風貌な父親。

そんな家の唯一の娘として生まれたカトレアは、大事にされるかと思いきや、容赦なくげんこつを落とされる。

そんな環境のせいか、ヒロイン、深く考えません。めげません。
何くそー！とループ場面に挑んで殺される。

徐々に明らかになる結婚の詳細。
そして、暗殺者の正体。

繰り返されるループの中から、どのようにして抜け出すのか？
そして、ループが始まった原因とは何か？

えー・・・まさか、それが理由ですか・・・（小声）

タイトル:結婚初夜のデスループ～脳筋令嬢は何度死んでもめげません～

著　 者　 結婚初夜のデスループ～脳筋令嬢は何度死んでもめげません～
イラスト　焦田シューマイ
形　  態　文庫
レーベル　Mノベルスｆ
出 版 社　双葉社

【管理人評価】
　・満足度　★★☆☆☆（2冊合わせた評価は星3つ）
　・イメージキーワード 
　　「ループ」「結婚」「すれ違い」「おバカヒロイン」
　・読後の感想
　　「あっさり読み終わってしまった感」

【購入可能サイト】
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【余談】

管理人評価は、今回☆2つと低めですが、それは、笑いのツボが合わなかったというのもあります。

元気なヒロインがめげずに力業で解決にひた走るその姿にくすりと笑えれば良かったのですが、ひたすらループが続くところ、恋愛要素が低めなところが低評価の理由。

ただし、この作品、実は２まで続きます。
２においても再びループするはめになっていますが、それとは別に結婚式の裏でヒーローが何を考えていたのかが語られていますので、2まで一気に読むことをお勧めします。

	タイトル	結婚初夜のデスループ～脳筋令嬢は何度死んでもめげません～： 2 (Mノベルスｆ)
	著　者	焦田シューマイ
	イラスト	一花夜
	形　態	文庫
	レーベル	Mノベルスｆ
	出版社	双葉社