タイトル | 俺と上司の恋の話 | |
著 者 | ナナメグリ | |
形 態 | コミック | |
レーベル | 花恋 | |
出 版 社 | 日本文芸社 |
会社の上司がゲイでした
主人公高梨が無事就職した会社は、小さな会社だけれどいい人ばかり。
ある日突然、上司がゲイであることを知ってしまい 。
それでは、レビュー開始。
あっけらかんとゲイ告白
なんと上司はホモで恋をしていて
大変な会社に入っていたことがわかりました
ある日突然上司がゲイであることを知ってうろたえる高梨。
(そういえばホモって単語久々に見たなぁ)
動揺する高梨に比べて、違和感なく会社に馴染んでいる上司の徳永。
何故かというと 。
俺と上司と上司の上司
ゲイである徳永が恋をしているのは、古谷(ふるや)社長。
そのきっかけは、ああ、惚れるよ!な格好良さです社長。
還暦で既婚者(愛妻家)の古谷社長に恋をする徳永は、一生懸命で可愛らしい。
もっと幸せな恋愛をさ
自分否定するようなものじゃなくてさ
徳永の恋を見守る内に、徳永が気になりだす高梨。
ノーマル男子開眼?
動揺する主人公徳永が可愛いです。
恋愛モードそれぞれの顔
ひょうひょうと軽やかな態度の出来る上司徳永。
どこかマジメで融通がきかない高梨。
その二人が恋愛に入るとがらりと態度が変わります。
表(職場)の顔、恋愛(プライベート)の顔。
簡単にはラブラブにならないそのもどかしさが面白い。
収録話
高梨視点、徳永視点の本編以外に、古谷社長の学生時代を描いた「私の部下と彼の話」。ええっ、最後にこの話もってくる!?という程切なく哀しいお話です。
古谷社長がいい人なのには、理由があるのですね。
シリーズ外の短編が、同じ生徒会の先輩に対する思いをこじらせた「同じ場所へ」。
ちょっとダークな病み系ショートストーリーは読む人を選びそうですが、管理人は結構こういう粘着こじらせ系好き。
書き下ろしが「俺と彼氏の週末の話」土曜編と日曜編。
これでもかとべた甘です。
最後の書き下ろしがあって良かった・・・。
「私の部下と彼の話」で終わったら何だかダメージ受けそうでした。
↑
バッドエンド系が嫌いな人
■ブックデータ
タイトル: 俺と上司の恋の話
著 者 ナナメグリ 形 態 コミック レーベル 花恋 出 版 社 日本文芸社
【シリーズ一覧】 1. 俺と上司の恋の話 2. 俺と部下の恋の先 3. 俺と彼氏の恋の果て
【管理人評価】
・満足度 ★★★☆☆(優しい話)
・イメージキーワード
「会社員」「上司と部下」「切ない」「優しい」
・読後の感想
「エロもあるんだけど全体的にあたたかく優しい印象の話でした」
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