  | タイトル | between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～ |
| 著 者 | 橋本あおい | |
| 形 態 | コミック | |
| レーベル | ディアプラス・コミックス | |
| 出 版 社 | 新書館 |
バーを舞台に繰り広げられるマスターとの恋の駆け引き
偶然が重なり見つけた裏路地のバー「fragile」。
カウンターに十人も座ればいっぱいのそのお店に溢れる客の大半の目当ては若きオーナーバーテンダー・青葉高史（あおば たかふみ）。
誰の誘いも受けない鉄壁のガードを築く高史を誘い出すことに成功した一瀬（いちせ）は 。
バーで繰り広げられる恋の攻防が描かれる「between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～」。
それではレビュー開始。
難攻不落のバーテンダー
一瀬（いちせ）が通い詰めるバーのバーテンダー青葉高史（あおば たかふみ）は、美しく穏やかな物腰で多くの常連客を引きつけている。
彼が誰の誘いも受けないのは、常連客の周知の事実。
にこやかに誘いをかわす彼とのやり取りを楽しむ一瀬は、ある日伝手がないと予約すら難しいといわれるレストランのコネを使って、彼を誘い出すことに成功する。
はっきり描かれてはいませんが、年の差恋愛ですね。
年上で財力もある一瀬の余裕が、会話の端々から伝わってきます。
「･･･今日はとてもいい夜です 上等な食事と上等なワイン ･･･これに上等なセックスがあったらパーフェクトですね」
「･･･上等かどうかは君が決めるのかな？」
「当然です 自信ありますか？」
「･･･ここで無いなんて言ったら男がすたるねぇ」
あれ？難攻不落な筈の高史が軽い？
序盤早々ベッドインしてしまう二人ですが、その後はスムーズに行くかというとそうでもなく・・・。
上品なバーテンダーの裏の顔
スムーズに二人の恋愛が進まない理由。
それは何と言っても高史の性格でしょう。
え、態度違い過ぎでしょう！？
思わず呟きたくなるくらい、素顔は荒々しいというか。
「もし「恋人」の関係になりたいのであれば改めてスタートラインに立って本気で俺を口説け！ 話はそれからだ！」
猛々しいというか・・・。
管理人が今一話に入り込めなかったのは、この高史のギャップからだと思います。
血統書付きの猫かと思ったら野良猫だった。
それ位極端に性格が変わるというか。
上品だと思っていた人が、下品だったような、そんな印象を受けまして。
いや、これはある意味ツンデレなのか・・・？
それに比べて30歳後半の一瀬の年上の余裕というか、年下の高史との恋愛にうきうきわくわくしちゃってるところとか、高史を攻略する為に次々と色々仕掛けてくるところとかは楽しいです。
年上の余裕というか、仕事も出来て財力もある男の魅力というか。
普通BLものって受けの可愛さとか魅力がクローズアップされるものだと思うのですが、攻めである年上男の魅力・可愛らしさが際立つお話でした。
エロ描写、リアル過ぎない？
微妙に管理人が引いている理由。
それはベッドシーンでしょうか。
うん、なんかリアル過ぎじゃないですか？絵的な意味で・・・。
収録話
本編「between the sheets」5話と一瀬目線で高史のツンデレぶりを楽しむ「君が言うなら世界の果てでも」。
二人のいちゃいちゃと高史の幼馴染である坂入（さかいり）の複雑な心境を描いたショートストーリー「パパは心配性」。
高史のツンデレ炸裂な日常シーンを描いた「デジタル版描き下ろし（１ページ）」。
■ブックデータ
タイトル: between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～
著 者 橋本あおい 形 態 コミック レーベル ディアプラス・コミックス 出 版 社 新書館
【シリーズ一覧】 1. between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～ 2. BlueMoon,Blue ~between the sheets~
【管理人評価】
・満足度 ★★★☆☆（星評価2.5）
・イメージキーワード
「バー」「年の差」「ツンデレ」「大人の恋愛」
・読後の感想
「攻めの性格がちょっと苦手」
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