タイトル | 変態侯爵の理想の奥様 | |
著 者 | 秋野真珠 | |
イラスト | gamu | |
形 態 | 文庫 | |
レーベル | ソーニャ文庫 | |
出 版 社 | イースト・プレス |
変態ってどれだけ変態なんでしょうか。
そんなことが気になって購入してしまったのが「変態侯爵の理想の奥様」
だって、”歪んだ愛は美しい。”のソーニャ文庫レーベルから出ている変態ですよ。
どんだけおかしな人間が出ているかと期待しちゃうじゃないですか!
ということで、レビュー開始。
変態はあっさり暴露される
物語の始まりは、三十を過ぎても身を固めようとしないルッツ侯爵が家令にごろごろ転がされて結婚を承諾するところから始まります。
侯爵となれば跡継ぎを設けるのは義務ですが、興味ないんだよーという我が道を行くヒーロー。
それは結婚より趣味に走るぜ!と叫ぶ現代のオタクと重なる部分が。
だけど、あっさりその変態を利用され結婚承諾したものだから、わずか数ページでどんな変態か明らかにされちゃってるんですけど。
ああ、なんだ※※か。
何故かテンションだだ下がりな管理人。
(何を期待していた)
だって、ソーニャ文庫ですよ!?
歪んでいる愛、大肯定なんですよ?
どんだけ強烈な変態が出てくると思うじゃないですか!
それとも変態話を読み過ぎて、管理人の感覚が麻痺しちゃってるんでしょうか。
花嫁は不安を抱く
主人公アンジェリーナ・B・アルキスは馬車で5日間、国を横断するような距離を嫁いでくるところから始まります。
何か裏がありそう・・・
理由あって年齢25歳の行き遅れと言われる年齢まで独身、しかも子爵で貴族としては下級であり資産も少ない自分が、「侯爵」のしかも初婚である当主の正妻に迎えられるという話を聞いて尻込みというか不安を抱いているところ。
うん、主人公の予想、正しいから。
逃げてー!その結婚から逃げてー!
志村後ろー!みたいなノリにさせられる冒頭なのでした。
囲い込まれた変態と奥様
家令に変態ぶりを把握され結婚を承諾したものの、(変態嗜好と)全然違うじゃないか!と愕然とする侯爵と、(あれ?何だかこれは・・・?)とじわじわと真実を知るはめになる主人公とのドタバタ劇ですね。
でもなんだろうエロシーンもあったし、夫婦となった二人のやりとりやら色々エピソードもあったのに、何故か最後に釈然としない感想が残ったのでした。
結局胸の大きさか!
ある意味、男目線から見たらリアル・・・なのかもしれない。
■ブックデータ
タイトル:変態侯爵の理想の奥様
著 者 秋野真珠 イラスト gamu 形 態 文庫 レーベル ソーニャ文庫 出 版 社 イースト・プレス
【管理人評価】
・満足度 ★★☆☆☆(変態がブレてる気がするんです)
・イメージキーワード
「変態」「政略結婚」「格差婚」「胸の大きさは大切」
・読後の感想
「やっぱり胸が勝利するのか・・・。」
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