ぬばたまおろち、しらたまおろち (創元推理文庫)

タイトルぬばたまおろち、しらたまおろち
著  者白鷺 あおい
シリーズぬばたまおろち、しろたまおろち
形  態文庫
レーベル創元推理文庫
出 版 社東京創元社

地方に住む少女と白蛇の交流

中学2年生の夏。
両親を亡くし、伯父・叔母と暮らす綾乃(あやの)は、村での生活と将来について閉塞感を覚えている。

山間の小さな村で、人の言葉を話す白蛇と遊ぶ少女の生活は、村を訪れた一人の客人によって非日常の世界へと引き込まれる。

それでは、レビュー開始。

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隠秘の恋~王女は騎士の甘い嘘に乱れる~ (ヴァニラ文庫)

タイトル隠秘の恋~王女は騎士の甘い嘘に乱れる~
著  者寒竹泉美
イラスト篁 ふみ
原  作ミシェル・リード
形  態文庫
レーベルヴァニラ文庫
出 版 社ハーパーコリンズ・ジャパン

イケメン無罪とは言い難い・・・。

冒頭のヒーローの行動があまりに酷過ぎて、ドン引きしてしまいました。
その悪印象のまま、細かなことが気になって仕方なくなってしまった「隠秘の恋~王女は騎士の甘い嘘に乱れる~」。

それでは、レビュー開始。
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悪役令嬢に転生したけど、破局したはずのカタブツ王太子に溺愛されてます!? (蜜猫文庫)

タイトル悪役令嬢に転生したけど、破局したはずのカタブツ王太子に溺愛されてます!?
著  者花菱ななみ
イラストウエハラ蜂
形  態文庫
レーベル蜜猫文庫
出 版 社竹書房

破局した悪役令嬢のその後

「アングル テール 王国 第一 王子、 サミュエル・フィリップ・ジョージ・エジャーバード は、 イザ ベラ・アレクサンドラ・メアリー・オブ・グッドウエーズリー との 婚約 を、 今、 ここ で 破棄 する……!」

転生した主人公が悪役令嬢で、断罪シーンから始まるテンプレ的な物語。
このパターン、ちょっと食傷気味なんですけど・・・と思いつつ読み進めたならば、思いのほか楽しめた「悪役令嬢に転生したけど、破局したはずのカタブツ王太子に溺愛されてます!?」。

その理由とは・・・?

それでは、レビュー開始。

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御曹司と偽装結婚はじめます! (ベリーズ文庫)

タイトル御曹司と偽装結婚はじめます!
著  者佐倉伊織
イラスト駒宮十
形  態文庫
レーベルベリーズ文庫
出 版 社スターツ出版

イケメン医師との雨の中の遭遇

二十七歳の誕生日を目前にして、男性とまともにお付き合いしたことさえない主人公・雨宮雛子(あめみや ひなこ)。

大学時代からの友人の結婚式の帰り道。
雨の中、幹線道路を歩く子猫を助ける為に夜道に飛び出した雛子は、外科医・香川卓(かがわ すぐる)と出会う。

世間ずれしていない主人公とモテ過ぎる外科医との恋愛模様を描いた「御曹司と偽装結婚始めます!」

それではレビュー開始。

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夜の舞踏会 公爵夫妻の幸せな契約結婚 (フェアリーキス)

タイトル夜の舞踏会 公爵夫妻の幸せな契約結婚
著  者
イラスト篁ふみ
形  態文庫
レーベルフェアリーキス
出 版 社ジュリアンパブリッシング

「はぁ?どうしてこの私が貴方みたいな男なんかと踊らなければいけないの?」

舞踏会で踊りに誘われ手の甲にキスをされた瞬間、手を振り払い辛らつな言葉を吐き出した主人公。

あまりにきつい主人公の言葉に思わず引いてしまう「夜の舞踏会 公爵夫妻の幸せな契約結婚」。

あれ?”幸せな契約結婚?”

思わずタイトルと冒頭シーンの落差に愕然としてしまうのですが。

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アブノーマル・スイッチ―誘惑の誤算 (らぶドロップス)

タイトルアブノーマル・スイッチ―誘惑の誤算
著  者かのこ
イラスト
形  態文庫
レーベルらぶドロップス
出 版 社パブリッシングリンク

いや、マジで怖いって

思わずそう呟いたのは「アブノーマル・スイッチ―誘惑の誤算」。
ふとした拍子に引きずり込まれるアブノーマルな世界。
現実設定のお話は、やけにリアルに想像してしまい怖いんです。

それでは、レビュー開始。

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置き去り姫と黎明の騎士王 (蜜猫文庫)

タイトル置き去り姫と黎明の騎士王
著  者小出 みき
イラストことね 壱花
形  態文庫
レーベル蜜猫文庫
出 版 社竹書房

落城の姫君

反乱により今にも城が落ちようとしている中の逃亡シーンから始まる「置き去り姫と黎明の騎士王」。

一人置き去りにされることになったお姫様と天使の名を持つ<死神>と呼ばれた男の歪んだ関係から始まる物語。

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黒の皇帝と無垢な花嫁 (ティアラ文庫)

タイトル黒の皇帝と無垢な花嫁
著  者芹名 りせ
イラスト駒田 ハチ
形  態文庫
レーベルティアラ文庫
出 版 社プランタン出版

箱入り王女が恐れるものは

ロアンド王国の王女エルフリーデには苦手なものが三つある。
一つは人と人とが争うこと
もう一つは大きな動物
そして残る一つは  

そんな出だしで始まる「黒の皇帝と無垢な花嫁」

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囚われの薔薇姫と孤高の黒王子 (トパーズノベルス)

タイトル囚われの薔薇姫と孤高の黒王子
著  者麻倉とわ
イラスト弓槻みあ
形  態文庫
レーベルトパーズノベルス
出 版 社アイア

「孤高」?いえいえただの「下衆」

読んでいる内にヒーローのあまりの下衆ぶりに腹が立ってきてしまったのは「囚われの薔薇姫と孤高の黒王子」

久々の辛口レビューです。

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