眠れぬ夜の誘惑 (ハーレクインコミックス)


タイトル眠れぬ夜の誘惑
原 題Secret Nights At Nine Oaks
著 者佐柄 きょうこ
原作者エイミー・J ・フェッツァー
形  態コミック
レーベルハーレクインコミックス
出 版 社ハーレクイン

逃げ込んだのは苦い思い出の地

脚本家P.A.デロングことフィービーが、マスコミに追われて逃げ込んだのは親友のスザンナの住む”ナインオークス農園”。

広大な敷地を持つ屋敷の主は、9年前の苦い思い出  フィービーの失恋相手ケイン・ブラックモンだった。

明るく元気な主人公と暗い過去に囚われたヒーローとの物語はロマンチック!

それでは、レビュー開始。

マスコミからの逃亡

新興のコンピューター映像製作会社<クリーグ・エンタープライズ>の最高責任者ランドル・クリーグ5世が傷害容疑で逮捕され、その公判で証言することが決まっている主人公フィービー。

新鋭の脚本家P.A.デロングでもあるフィービーに対して、マスコミは売名行為として中傷し追い立てる。

心身ともに傷ついたフィービーが、マスコミから逃れる為に駆け込んだのが”ナインオークス農園”。

マスコミが”鉄壁の城塞” と称する南部一広大な敷地を持つ農園は、親友のスザンナが住みその兄ケイン・ブラックモンが管理する思い出の場所だった。

南部で最も名を知られた世捨て人

ナインオークスだけでなく、IT企業ブラックモン・システムズの会長もしている実業家のケインは、9年前17歳だったフィービーと情熱的なキスを交わした初恋の相手。

その後、冷たく突き放されたフィービーは深く傷つき創作の世界へ飛び込み、社交的だったケインは結婚した妻を水の事故で亡くした5年前より公の場から姿を消している。

妹に頼まれフィービーをかくまうことを許可したケインだが、会おうともせずに屋敷の奥深くに引きこもっている。

9年の歳月が変えたもの

高校生と大学生だった二人の9年ぶりの再会。
少年の面影をなくしたハンサムな青年となったヒーローとの邂逅のシーンには、ときめきますね!

過去の暗い出来事に囚われ隠者のような生活を送るヒーローと、その彼の陰鬱な世界に温もりと光をもたらすような主人公の明るさ。

素敵です。

明るく溌剌としたフィービーの中に残る深い傷。
それを知った時にケインがどう動くのか。

そして主人公を最後まで拒み続けるあまりに深いケインの傷とは  

新進気鋭の脚本家である主人公と金も権力もある美しいCEOとの事件。
広大な農園に引きこもる隠者のような実業家の抱える闇。
9年前の二人の情熱的な口付けの思い出。

キャラクターも魅力的ですが、それぞれのエピソードがドラマチックで気分が盛り上がりました。

■ブックデータ

タイトル:眠れぬ夜の誘惑
著  者 佐柄 きょうこ
原 作 者 エイミー・J ・フェッツァー
形   態 コミック
レーベル ハーレクインコミックス
出 版 社 ハーレクイン
【管理人評価】
 ・満足度 ★★★★☆(星4.0評価)
 ・イメージキーワード 
  「再会」「世捨て人」「実業家」「過去の思い出」「マスコミ」
 ・読後の感想
  「溌剌とした主人公と彼女を庇護するヒーローが素敵」

【購入可能サイト】
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【余談】

物凄く余計な話なんですけど、主人公の豪快な寝ぼけっぷりに驚きました。
悪夢を見てベッドの柱にしがみつき大泣き。
(え、起きてないの?夢見ている最中なの?)
心配して駆けつけたケインにこぶしを振り上げる。

ヒロインが悪夢にうなされる姿としては、かなり豪快なような・・・。
ベッドの上に座りながら悪夢を見ている描写は、斬新でした。